EMPIRICAL LABS(インペリカルラボ)「ELDS-H DerrEsser ディエッサー/フィルター」
EMPIRICAL LABS(インペリカルラボ) ELDS-H DerrEsser ディエッサー/フィルター(API500シリーズ/コンプ・ゲート)
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特徴
高性能ディエッサーとアナログサウンドの質感を得るためのトーンコントロール、高性能なハイパス&ローパスフィルターを集約した多機能ダイナミック・フィルタリング・デバイス。
EMPIRICAL LABS(インペリカルラボ)
1988年、EVENTIDE H3000の開発を手掛けたエンジニアであるデイブ・デアにより立ち上げられたアウトボード・メーカー。EMPIRICAL LABS1996年にリリースされたDistressorは、UREI1176に並ぶ往年の名機と言えるコンプレッサーとして知られています。現在ではステレオ仕様、テープシミュレーション、マイクプリとラインナップを広げ、世界中のエンジニアに親しまれています。
詳細スペック
4つのモードを搭載したマルチファンクションツール■DS Mode (Bypass Button を INにセット, 他のボタンはOUTポジションに設定) いわゆるディエッサーとして動作します。ボーカルサウンドのS音(シビランス)を制御しクリーンでアグレッシブなボーカルサウンドを再現できます。スタンダードなDSモードでは 2-6kHzに周波数を合わせて、スレッショルドをかけていけばボーカルの不自然なシビランス音だけを的確にトリートメント可能です。またDSモードではハイハットがスネアマイクに漏れているなどといった難しい問題の解決にも役立ちます。 通常のディエッサーと違い、DS Modeではダイナミックアクションが入力レベルとは無関係になります。このモードでは、入力信号を高域と低域に分割してレベルを検出し、それを比較してリダクション量を決定します。高域のレベルが低域のレベルを上まわった時に、Frequencyで設定したクロスオーバーポイントより上の周波数をリダクションします。つまり高域のTHRESHOLD値が、低域のレベルにより変化するのです。 高域と低域のレベル差で制御されるため、通常の方式では反応しない小さなレベルでも、的確なサウンドトリートメントが可能になります。 最新のVCA技術を使いノイズレス、歪みレスのパフォーマンスを実現しています。
■HF Limit (Bypass ButtonとHF LIM を INにセット, 他のボタンはOUTポジションに設定) DerrEsserのHF LIMITモードはデジタルサウンドにありがちな高域の刺々しさ(スパイク、エッジ)をエアー感を一切失うことなくトリートメントできます。またアナログテープに録音したかのような高域の飽和感(テープコンプレッション)をも再現します。 このHF Limitでは、通常のレベル検出タイプになりますがDerrEsserは高域のみのレベルを検出します。いわゆる高域専用のリミッターです。このモードは高域に対して反応し、スムーズに色付けするために用意されています。もちろんこのモードでディエッシングを行うことも可能です。ソフトニータイプのHF Limiterは本機の大きな魅力です。
■Highpass (Bypass ButtonとListen を INにセット, HP/LPはOUTポジションに設定、HF LIMボタンはどちらのポジションでも良い) "Listen" 機能によってユーザーはダイナミクス/コンプレッション回路でコントロールされる高域成分だけを聴くことができます。周波数はFREQノブで可変できます。
■Lowpass (Bypass Button、Listen、 HP/LP を INにセット, HF LIMボタンはどちらのポジションでも良い) このボタンの状態ではVCAとダイナミクス/コンプレッション回路に影響を与えていない低域側を聴くことができます。これは12dB/per octのフィルターとなります。
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