「Distortion No.5」
Distortion No.5(ディストーション)
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特徴
ダイナミクスやピッキングのニュアンスやレスポンスの全てが、本物のチューブアンプに限りなく近いディストーションペダルが登場!
詳細スペック
■起源 Distortion No.5の開発計画がスタートしたのはずいぶん早く、2010年のことでした。元々の発想は、ディストーションペダルがチューブアンプのトーンをそのまま再現できるのか?ということでした。チューブアンプが生み出す歪みのトーンというのは、ダイナミックなトーンから独特の周波数特性、ピッキングのニュアンに到るまで本当に素晴らしいもので、すべてが完璧で惹き込まれるものがあります。ロックの名盤で聴かれる素晴らしいギタートーンは、いずれもチューブアンプによる歪みがベースとなっています。 開発計画がスタートしてから5年以上を研究開発に費やしました。当初は、目標はあっても具体的なアイディアがそれほどなく、しかも望んでいた周波数特性にリーチできなかったこともあって、開発は遅々として進みませんでした。初期の試作品を実際のライブステージに持ち込んで大音量でテストしていきました。その中で試作品No.5の評価はチューブアンプのトーンには程遠いレベルのものでした。そこでNo.5と著名なブランドのチューブアンプのトーンを徹底的に比較し、その翌年、無数の改良を経てDistortion No.5の設計が完了しました。 新設計となったNo.5は周波数特性も本物のチューブアンプに限りなく近づき、ダイナミクスやピッキングのニュアンスやレスポンスなどもチューブアンプと極めて近いものになりました。アンプのクリーンチャンネルに接続すれば、あとはNo.5が必要なトーンを引き出してくれます。そして、2015年のウィンターNAMMショウでDistortion No.5がデビューし、その後世界中から好評を博しています。また、ある有名なレビュアーや媒体がNo.5の詳細なレビュー記事を公開しています。
■機能 Distortion No.5のパネルは一見複雑そうに見えますが、実際に使ってみると、ギターアンプとそれほど変わらないレベルのシンプルさです。No.5には6つのパラメーター(GAIN、VOLUME、TREBELE、MID、BASS、PRESENCE)があります。ギターアンプと同様のパラメーター構成です。これらでディストーションの基本的なキャラクターを作ります。要注目なのは、EQの各周波数ポイントです。これらはトップクラスブランドのハイゲインアンプヘッドを研究して、それらに近いポイントに設定されています。そのためディストーショントーンの傾向はそうしたハイゲインアンプと同様のトーンになります。GAINノブのコントロール幅を非常に広く取ってありますので、歪みを低めに抑えたセッティングでもトーンは極めてナチュラルで、素晴らしいドライブサウンドをクリエイトできます。 また、No.5にはGAIN BOOST (MODE)、MID RANGE、TOP ENDの3つのトグルスイッチがあります。 アンプのディストーションチャンネルと同様、ゲインを上げていくとアンプと同様に歪んでいきますが、このゲインの増幅量を2段階(High Gain, Ultra Gain)でGAIN BOOSTスイッチにより設定できます。High Gainは当機の基本サウンドとなり、Ultra Gainはさらに歪みと低音を加えたサウンドとなります。 MID RANGEスイッチはMID EQの周波数ポイントを選択する時に使用します。ジャンルや演奏スタイルによってMIDのポイントが選べますのでとても便利です。例えばヘヴィなリフでは周波数ポイントは低めにして低音域の迫力を出すのが一般的ですし、ソロの場合はヌケが重要になりますので周波数ポイントを高めにするのが一般的です。 TOP ENDスイッチは豊かな倍音を引き出し、ピッキングのニュアンスが出しやすくなります。このスイッチは超高帯域を増幅しますので、単にハイが伸びるだけでなく、ギターの低音弦でもクッキリとした輪郭のあるトーンになります。そのためリフで使えばよりパワフルなサウンドになりますし、ソロでも最高のトーンになります。 Distortion No.5の周波数特性はチューブアンプのそれと極めて近い特性になっています。No.5ならば高域が出過ぎた不快なトーンにはならず全体的に聴きやすくナチュナルなトーンです。EQの各周波数ポイントのマッチングは絶妙で他では味わえない最高のトーンが引き出せます。No.5ならば微妙なニュアンスやギターのトーンコントロールなどに素直に反応します。こうしたインプット信号に対するレスポンス性能の高さもNo.5の大きな魅力です。極上のトーンとあらゆるプレイのニュアンスに追従する高いレスポンス性能を備えたディストーションペダル、それがDistortion No.5です。
■特徴 ・チューブアンプの特性を再現し、あらゆる音楽スタイルで役立つディストーションペダル ・チャージポンプ回路による内部電圧昇圧回路を採用 ・チューブアンプの周波数特性カーブを再現 ・チューブアンプと同様、ピッキングのニュアンスに素直に追従 ・チューブアンプと同等のピッキングの立ち上がりを実現 ・チューブアンプと同等のダイナミクス ・ディスクリートパーツによる回路構成 ・2段階のゲインスイッチ(ハイゲイン/ウルトラゲイン) ・EQ:トレブル、ベース、ミッド、プレゼンス ・ミッドの周波数レンジを3段階で選択可能 ・ピッキングのアタックを3段階で選択可能(TOP ENDスイッチ) ・3種類のスペシャルモード:GAIN-BOOST、VOL-BOOST、GAIN & VOL-BOOST ・ブーストモード時はフットスイッチのダブルタップでバイパスのオン/オフをコントロール可能 ・コンパクト設計 ・リレー方式のトゥルーバイパスを採用 ・高品位パーツを使用 ・ブティック風のルックス 電源: 電池では動作しません。必ず9VDCセンターマイナスのアダプターをご使用ください。