「Moby Dick」
Moby Dick(ディレイ)
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特徴
Moby Dickのトーンは、テープエコーからアナログディレイまでの音色をカバーします。ディレイ自体はデジタルディレイチップを使用し、ヴィンテージディレイトーンでありながら最大1000msまでのディレイタイムに対応しています。
詳細スペック
■ギター用エフェクター
■ディレイ
■コントロール:Time、Subdivisions、Mix、Feedback、Modulation
■電源:9VDCセンターマイナス
■TAP TEMPO SWITCH:タップテンポでディレイタイムを設定する際に使用します。タップテンポを設定すると、Timeノブの設定を上書きします。 Moby Dickは、最後の4回の平均値をディレイタイムに設定します。新たにディレイタイムを設定する際は、4回以上タップを行って下さい。こうすることで、より正確なディレイタイムを設定することができます。タップテンポとディレイタイムにずれがあると感じる場合、テンポのキャリブレーションを設定することもできます。 また、Moby Dickは外部からタップテンポをリモートコントロールすることも可能です。他のデバイスやエフェクターなどとテンポを同期することができます。
■各コントロール説明 ・Time:ディレイタイムをマニュアルコントロールします。スラップバックエコーから最大1000msまでのロングディレイに対応します。特にスラップバックエコーのディレイタイムは短く、タップテンポで設定するのが難しいため、ノブで設定することを推奨します。多くのアナログディレイやテープエコーでは、ディレイタイムが長くなるほど、最初のリピートに遅れが生じます。これは正常な動作ですが、Moby Dickでは800msまではこの遅れが生じないように設定しています。バンドアンサンブルで歪みと併用した時などには有用です。タップテンポでテンポを設定している時、このノブを動かすとテンポが上書きされます。 ・Subdivisions:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるディレイタイムの倍率を切替えることができます。このノブでは、1倍(4分音符)、1.5倍(付点8分音符)、2倍(8分音符)の値に設定することができます。ノブを回すことで、これらのサブディビジョンを順に設定できます。 ・Mix:ディレイシグナルとクリーンシグナルのバランスを調整します。ディレイシグナルを原音より大きくすることも出来ます。Moby Dickは、ミックスのバランスを3:1~1:3まで調整することができます。 ・Feedback:ディレイの反復回数を調整するコントロールです。シングルリピートから自己発振まで設定することができます。使用機材やセッティングにもよりますが、だいたい最後の25%の領域でディレイが発振します。 ・Modulation:ディレイエフェクトにかかるモジュレーションの強さを調整します。テープエコーのワウ/フラッター効果から、より強いモジュレーションまで設定可能。モジュレーションスピードはディレイタイムに同期します。
■内部トリムポット トップトリムポットはタップテンポのキャリブレーションを調整します。基本的に出荷時にテンポは調整されているため、よほどの場合を除き調整しないことを推奨しますが、どうしてもタップテンポと実際のディレイタイムにずれが生じていると感じた場合に調整を行うことができます。 実際にテンポを調整する場合、正確なメトロノームを使用してください。トリムポットは非常に敏感なため、設定の際は細心の注意を払って行って下さい。