「Culture Vulture」
Culture Vulture(エンハンサー)
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詳細スペック
■チューブディストーション/エンハンサー 「Culture Vulture」は他に類を見ないスタジオ用音響機器です。真空管による倍音歪みを入力信号に加えることができます。半導体パーツは一切使用されていません。このユニークな機器は1998年に発売されて以来、少しずつバージョンアップを繰り返してきました。 3種類のディストーションが搭載されています。 1.「T」は三極管による音楽的なエフェクトが特徴で、ウォームなサウンドを特徴とします。 2.「P1」は真空管を「Pentode(五極管)」モードにすることから名付けられています。奇数倍音歪みが特徴で真空管のキャラクターを残しながらアグレッシブなサウンドにすることが可能です。 3.「P2」は非常に珍しい方法で珍しい真空管をドライブします。高めのバイアス設定では高音域のオクターブを加えることも可能です。 「BIAS(バイアス)」はディストーション用真空管(6AS6タイプ)に流れる電流の調整をします。電流値はメーターに表示されます。この値が低いと歪みも発生せずサウンドは痩せる傾向にあります。値を高くするにつれ歪みが発生し始め、ファットで膨らみのあるサウンドに変化します。0.25~0.3 mAでサウンドが歪み始めます。設定の際はまずこの辺りの値から始め、好みの音に合わせて値を変更していくのが最適でしょう。歪みと共にメーターが振れますのでメーターを使って歪み具合を確認することができます。 ロー・パス・フィルターは12dB/octaveのカーブで6kHzまたは9kHz(選択可能)以上の不要な周波数をカットしサウンドを丸くすることができます。 「DRIVE」つまみと「OVERDRIVE」スイッチで入力信号のゲインを調整します。いずれも6AS6真空管に入力される前段で処理されます。 「OUTPUT LEVEL」つまみは出力用真空管に送られる信号のレベルを調整します。歪みを抑えるには「8」以上に設定する必要があります。「P2」設定時を除き、「DRIVE」つまみを大きくした場合は「OUTPUT LEVEL」の値を下げてください。 「BYPASS」スイッチは「Culture Vulture」の機能を完全にバイパスします。原音との比較の際に使用すると良いでしょう。
■主な特徴 ・唯一無二のラックマウント式真空管ディストーション/エンハンサー ・幅広いディストーション効果 ・ロー・パス・フィルター(スイッチ可) ・バイパスおよびオーバードライブ・スイッチ ・各チャンネル2系統の入力・フロント・パネルDI入力時はリア・パネル「LINE」入力は無効に ・各チャンネル2系統の出力(ラインおよび低レベル) ・あらゆる接続に対応するステレオ・アンバランス標準1/4ジャック ・長寿命高品質な真空管を搭載 ・英国製 ・115V仕様
■仕様 Maximum Output level:+17dBV Distortion:0.2% to 99.5% Noise:better than 75dB below M.O.L at typical settings Input impedance:30kΩ Output impedance:2kΩ (should ideally drive a 10kΩ + input impedance) Frequency response:± 1.75dB over 50Hz to 15kHz(at low distortion) Max. gain (clean):35dB Max. gain (overdriven):>60dB 電源:115V
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