KORG(コルグ)「miniKORG 700FS アナログ・シンセサイザー」
KORG(コルグ) miniKORG 700FS アナログ・シンセサイザー(アナログシンセサイザー)
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特徴
1973年にコルグが初めて量産し販売したモノフォニック・シンセサイザー、miniKORG 700。当時は搭載できなかったアルペジエーター、スプリング・リバーブ、アフター・タッチなどの機能を新たに追加し、miniKORG 700FSとして完全限定生産で復活。
KORG(コルグ)
KORG(コルグ)は1963年の創業以来、シンセサイザー、エフェクター、チューナー等の電子楽器をメインに扱う日本のメーカー。数多くのヒット商品、名機を生み出してきたシンセサイザーをはじめ、斬新なアイデアから生まれる独創的な製品は、国内外を問わず多くのアーティストに愛用され、最先端のミュージックシーンを彩ってきました。現在ではDJ、ダンス関連製品やレコーダー、電子ピアノまで幅広いジャンルの製品を手掛けている。
詳細スペック
原点にして到達点。 あのminiKORG 700が完全限定生産で復活。 1973年にKORGが初めて量産し販売したモノフォニック・シンセサイザーminiKORG 700。当時、シンセサイザーという物のカタチがまだ確立されていない中で、試行錯誤の末に生み出されたこの電子楽器は、シンプルな操作から過激な音色変化を生み出し、シンセサイザーの面白さを幅広い層に伝えるとともに、多くのミュージシャンからも高い支持を得ました。 本機はその翌74年に発売された改良版「miniKORG 700S」を忠実に復刻したものですが、当時搭載できなかったアルペジエーター、スプリング・リバーブ、アフター・タッチなどの機能を追加で搭載しています。オリジナルの開発者、三枝文夫と共に作り上げたアナログ・シンセサイザーのひとつの完成形、それがminiKORG 700FSなのです。■美しいリードと太いベース miniKORG 700はコルグで最初のシンセサイザーでありながら、今でもコルグのシンセの中で最も太く、密度のあるサウンドを誇っています。miniKORG 700FSでは抜けの良いオシレーターはもちろんのこと、miniKORG 700の象徴とも言えるトラベラー・コントローラーも完全に再現しました。 volca keysとvolca bassには、miniKORG 700のフィルター回路が搭載されています。それは、クリアで抜けの良いフィルター特性が、存在感のあるリードとベースに特化した製品にピタリと合致したからです。このminiKORG 700のサウンドは、今の音楽シーンにも適応するものであるとともに、リードとベースで使ったときにその真価を発揮します。
■サブ・キーボードとしての可能性 当時の音楽で多く使われていたオルガンの上に置き、オルガンでは足りない音を足すためのサブ・キーボードとして誕生したminiKORG 700は、現代においてもその美しいリード・サウンドがステージ・キーボードやエレクトリック・ピアノと組み合わせる可能性を充分に秘めています。 オルガンの二段鍵盤の上に置かれる状況を想定し、使いやすいよう鍵盤下に一列に配置された操作子は時代が変わっても直感的でわかりやすく、そのルックスは他にはない個性的なものとなっています。
■オリジナルに加えたかった機能 当時の技術では電子部品など個々のパーツ・サイズが大きかったこともあり、本体内にこれ以上の機能を入れるスペースが取れませんでした。技術の進歩により空いたスペースにはエフェクト=スプリング・リバーブ、またベンドやモジュレーションのためのジョイスティックを追加。表現の幅を広げるアフター・タッチ、さらに今の音楽シーンにも対応すべくアルペジエーター、USB端子、MIDI IN端子やCV/GATE IN端子を搭載。 そして、これも当時は実現できなかったメモリー・プログラム・ボタンについても搭載。一度作った音を再現するのにノブやつまみの位置をメモしておく必要はありません。
■トラベラー・コントローラー miniKORG 700の最も特徴的な部分は、鍵盤下にある2つのスライダーによるトラベラー・コントローラーです。上のつまみがローパス・フィルター、下のつまみがハイパス・フィルターのカットオフ周波数をコントロールし、2つのつまみの位置によって音の表情を自由に変えていきます。また鍵盤を押さえながら左右に動かすことにより、ワウ、ミュートのほかオリジナルなトラベリング・サウンドを作り出すことができます。 上のつまみで設定したカットオフ周波数より低く、下のつまみで設定したカットオフ周波数より高い音がフィルターを通り抜けて出る音になるため、2つのつまみの位置が逆転すると全ての周波数がフィルターに引っ掛かり、音が出なくなります。つまり2つのつまみがすれ違うと理論上は音が出ないので、miniKORG 700ではつまみに突起をつけて物理的にすれ違いができない構造になっております。 しかしそこは良くも悪くもアナログ回路。今も昔も完璧な特性を持つフィルターを設計することは不可能であり、当時、つまみを交差させるために突起を削って新たなサウンド・メイクを試みた強者もおり、海外で販売されたモデルには元々この突起がないものもありました。 miniKORG 700FSではこの突起のないつまみも同梱しており、自分で取り替えることが可能で、そんな幻の音を実体験することができます。
■セカンド・オシレーター miniKORG 700は1オシレーターのモノ・シンセでした。1年後の1974年には、サウンドのバリエーションを増やすために、鍵盤の左側のスペースに操作子を加えて、セカンド・オシレーターやリング・モジュレーターなどを追加したminiKORG 700Sが登場。今回のFSはこの機能が拡張された700Sを復刻しており、2つのオシレーターによる強力なデチューンなどによって、抜けが良く太いリード・サウンドの変化をより楽しめます。
■専用ハード・ケースを付属 約半世紀ぶりに復活したminiKORG 700FSは、そのメモリアルな限定モデルに相応しい専用ハード・ケースを付属しています。
■音楽ソフトウェアを無料バンドル miniKORG 700FSには、曲を作るだけでなくAIによるマスタリングができる「Ozone Elements」、キーボード演奏の上達に役立つ「Skoove」、DAWソフト「Reason Lite」に加え、コルグやその他ブランドのソフトウェア・シンセまで、多数の音楽ソフトウェアが最初から付いてきます。 つまり、この製品を手に入れることによって、あなたの音楽をレベルアップさせるさまざまなツールを手に入れることができるのです。 詳細は下記にてご確認頂けます。 https://www.korg-license-center.com/index.php?hl=ja ※限定生産品につき、販売数量に限りがございます。予めご了承ください。
■製品仕様 ・鍵盤:37鍵(ベロシティなし、アフタータッチ対応) ・音域:7オクターブ ・波形:三角波、矩形波、鋸歯状波、コーラス I、コーラス II ・プログラム数:14 ・入力端子:MIDI IN端子、SYNC IN、SYNC OUT端子(3.5mm ミニ・モノラル・フォーン・ジャック)、GATE IN端子(3.5mm ミニ・モノラル・フォーン・ジャック)、AUDIO IN端子(6.3mm TSフォーン・ジャック) ・出力端子:OUTPUT L/MONO、R 端子(6.3mm TRS フォーン・ジャック)、ヘッドホン端子(6.3mm ステレオ・フォーン・ジャック) ・電源:AC アダプター(DC12V) ・消費電力:9 W ・外形寸法(幅×奥行×高さ):744 × 280 × 122 mm ・質量:8.5 kg ・付属品:AC アダプター(DC 12V)、トラベラー・ノブ(独立タイプx 2個)、 ハード・ケース ・アクセサリー(別売):SQ-CABLE-6
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