API(エーピーアイ)「550A」
API(エーピーアイ) 550A(API500シリーズ/EQ)
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API(エーピーアイ)
1968年創業のミキシング・コンソールの老舗メーカー。今日でも高い評価を得ているオペアンプ2520 Amplifierや、フェーダーのオートメーション化などを他に先駆けて開発してきました。APIコンソールのモジュールは単体化してアウトボードプロセッサとしても使用できることからレコーディングの現場で人気を博しました。そして今日、その音を彷彿されるアウトボードの機器がリリースされ、話題となっている。
詳細スペック
■3バンド・イコライザー、API500互換
■3バンドの伝統的なルなAPIイコライザーションを忠実に再現
■各バンドにつき5ポイントの中心周波数選択が可能
■各バンド最大12dBのブースト/カットが可能
■HFおよびLFではピーク/シェルビングの切り替えが可能
■「プロポーショナルQ」回路により急峻なナローイコライゼーションを実現
■伝統的なAPIオリジナルオペアンプ採用
■クリッピングレベル30dBの高ヘッドルーム 復活した往年の名機550Aと比較されるようなイコライザーは数えるほどしかありません。60年代後半にSaul Walkerによって全段ディスクリート設計された550Aは、最初にモジュールのOEMイコライザとして使用されました。レコーディング業界が急速に550Aのサウンドクオリティーを迎え入れた時代は、多くのカスタムコンソールデザインがFrank DeMedioや他の一流のエンジニアによるものでした。これらのコンソールの多くが現在でも稼働中です。40年後に、550Aはイコライザーの性能を語る上でひとつの試金石として評価されていました。そして何十年もレコード産業では、それは大きな役割を果たしています。コピー商品もありましたが、あくまでそれらは単なるコピーにすぎませんでした。会社が1971年にコンソールを製造し始めたとき、550AはAPIの標準のチャンネルモジュールイコライザーになりました。そして現在、すべての既存ユニットが重宝されている状態で、ついにこのイコライザーは2004年に生産再開されることになりました。550Aは5ステップ・15ポイントの仕様で各バンドにおいて12dBのゲインを提供します。15ポイントはオーバーラップされた3つの帯域の上で分割されています。HFまたはLFについてはピークまたはシェルビングのどちらかを個別に選択可能です。そして、バンドパスフィルターは他のすべての設定に関わらずインサートされます。周波数帯域とブースト/カットは3個の同軸セレクタースイッチによって設定できます。「IN」スイッチはイコライザーのオンオフを設定します。小さいトグルスイッチは、バンドパスフィルターを550Aにインサートするのに使用されます。Walkerの開発した比類なきオペアンプAPI 2520を採用し、さらに彼の「プロポーショナルQ」回路は音響学上優れたイコライゼーションを550Aユーザーに与えます。このユニットの待ちに待った復活で、レコーディングの歴史に名を馳せたこのイコライザーは、これからの音楽を後世に名を残し続けていくことでしょう。
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