API(エーピーアイ)「5500」
API(エーピーアイ) 5500(パラメトリックイコライザー)
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特徴
一世を風靡した往年のAPI550イコライザーと同じEQ回路、バランス入力、ハードワイヤータイプのバイパス機能、ノイズレスミュート仕様の内蔵型電源、各種レンジコントロールを採用したデュアル・イコライザー
API(エーピーアイ)
1968年創業のミキシング・コンソールの老舗メーカー。今日でも高い評価を得ているオペアンプ2520 Amplifierや、フェーダーのオートメーション化などを他に先駆けて開発してきました。APIコンソールのモジュールは単体化してアウトボードプロセッサとしても使用できることからレコーディングの現場で人気を博しました。そして今日、その音を彷彿されるアウトボードの機器がリリースされ、話題となっている。
詳細スペック
■デュアル550イコライザー w/レンジスイッチ
■伝統のAPI550Bイコライザーデザインを踏襲
■ゲインステップを変更できる2レンジのゲイン切換スイッチ
■550Bや550D、または550Mとしても機能を搭載
■ハイ&ローセクションにピーク/シェルビングスイッチを搭載
■ハードワイヤーバイパス機能
■XLRコネクタによるバランス入出力対応
■1/4"フォンジャックによるアンバランス入力対応
■EQ IN/OUTスイッチ 5500で採用されているイコライザー回路は一世を風靡した往年のAPI 550イコライザーに由来します。550はレコーディングコンソールのイコライザーモジュールとして設計されていますので、入力仕様はアンバランスでした。ミキシングコンソールのデザインは小型タイプが主流になりつつあり、ミキシングモジュールのままでは実際の運用にあたって不都合な点が多いという問題がありました。これらの制限を打破するために5500は開発されたのです。バランス入力、ハードワイヤータイプのバイパス機能、ノイズレスミュート仕様の内蔵型電源、各種レンジコントロールの採用によって、近年重視されるマスタリングワークに最適なツールに仕上がっています。他のすべてのAPI製品のように、5500はメインパスに集積回路をまったく採用していません。ゲインはハンドビルディングによるディスクリートオペアンプ2520でハンドリングされます。バランス入力段は2510ディスクリートオペアンプでハンドリングされます。これは2520と似た仕様ですが、より高い出力が可能なタイプです。2520を経由した信号は、さらにオリジナル出力トランスAPI 2503を経由することによって、クリッピングレベル+30dBmの高出力を実現しています。この余裕のヘッドルームによって、他のプリアンプ等を使用することなく十分なゲインをメインパスに持たせることができるのです。5500の新機能はレンジコントロールです。1/4から1/2の間であらかじめ設定したレンジコントロールによって、より繊細なサウンド調整が可能になっています。この機能は複雑な2ミックスの調整や最終的なマスタリングにおいて重要な働きをします。また5500での新機能はハードワイヤードバイパスです。このモードにすることで入出力は直結されます。最初に電源投入されなかった場合、または途中でダウンしてしまった場合などでも出力を確保できるという点で放送局での使用にも向いています。もちろん切り換え時のノイズも皆無です。XLR入力からの信号はアクティブバランス回路に接続されます。XLR出力は出力トランスを経由することによってどのようなインピーダンスの入力があったとしても最終的に調節してくれます。また極性スイッチを持たないため、前後に接続する機器との間での極性の管理の違いがでないというメリットがあります。
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