「Epoch Pre」
Epoch Pre(オーバードライブ/ブースター)
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特徴
Epoch Preは、名機エコープレックスEP-3のサウンドを再現するプリアンプペダルです。オリジナルの回路にこだわった設計により、"あの音"を忠実に再現しています。
詳細スペック
■ギター用エフェクター
■プリアンプ/ブースター
■特徴 ・・EP-3回路を正確に再現 ・スタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動 ・内部で22Vに昇圧 ・2台のアンプなどに出力できるアウトプット2
■コントロール ・BALANCE:ボリュームコントロール。 -テープエコーのウェット/ドライミックス回路を元に作成。 -オリジナル同様、音量だけでなく、微細な"トーンシェイピング"としても使用可 -最小から12時付近の設定では一般的なボリュームコントロールに近い動作 -12時を超えると音量はほとんど変わらず、ほんの少しのトーンシフトを調整可 -1時~3時付近が最も太く、さらに最大にまで上げるとローエンドがタイトに ・BIAS:ペダルのゲインコントロール -最小設定ではユニティゲイン付近で、オリジナル"EP-3"と同等の動作 -BIASノブを上げると、より高いゲインを作ることが可能 -高いヘッドルームで、音を強く歪ませることなく、ビッグなサウンドを作成可能 ・BOOST:プリセットブーストも可 -プリセットブーストレベルはBOOSTノブでコントロール -BOOST機能はプリアンプの一部です。ブースト部のみを個別に使うことはできません -BOOSTをONにすると、サウンドをよりラウドかつワイドにすることができます ・EARLY/LATER:初期型と後期型の切り替え -初期型のボイシングは低域がタイトでアッパーミドルレンジが強調されたトーン -これは例えば強めに歪ませたブリティッシュアンプをエンハンスするのにも最適なトーン -後期型のボイシングはよりビッグでルーズな低域とフラットな周波数レスポンス -暖かでクリーミーなトーン ・BUFFER:バッファのON/OFFを切り替 -長いケーブルを引き回す際などに有効
■電源:センターマイナス9VDCアダプター(電池使用不可)
■消費電流:0mA ~Epoch Preの使い方~ Epoch Preは様々な接続で使うことができますが、もともとはオリジナルモデル同様、シグナルチェーンの最後に設置することを念頭に設計されています。ブースターとしてだけでなく、マスターフェーダーのように使うこともできます。ペダルボード全体のサウンドを広げ、ラウドにすることができます。ミックスでも埋もれないサウンドを作るためにも有効です。 オリジナルEP-3は、エコーとしてだけでなく、エンハンサーやライブパフォーマンスツールとして使われました。Epoch Preは特に、そのエンハンサーの部分に特化しています。 Epoch PreのボリュームコントロールはEP-3のミキサー回路です。この回路のアウトプットインピーダンスは比較的高めで、オリジナルモデルの暖かなトーンの要因の1つです。しかし、ボードからアンプまでに案外ケーブルを通すと、プリアンプだけのシグナルでは十分な強さが得られないことがあります。そのためバッファを搭載しました。バッファをアクティブにすることでペダルボード全体のアウトプットインピーダンスが下がり、ケーブルに左右されることもなくなります。 当時、オリジナルEP-3はアンプの上に置かれることが多く、アンプまでのケーブルが短かったため問題になりませんでしたが、ペダルボード上に設置するとバッファを使用する方が好ましい結果になることもあることが分かりました。 Epoch PreのバッファはBYPASSにかかわらず常時ONとなるため、プリアンプを使わない場合にも有効です。とはいえ、一度Epoch PreをONにしてしまえば、OFFにする気はなくなるかもしれませんが。え?本気ですよ。 Epoch Preはエンハンサーやブーストとしてだけでなく、ペダルボード全体の音量を下げることもできます。音色を失うことなく音量を下げられるので、深夜の演奏や、あまりにも歪みやすいアンプと組み合わせる際などに有効です。