TK AUDIO(ティーケーオーディオ)「TK-Lizer2 Toneflake Custom」
TK AUDIO(ティーケーオーディオ) TK-Lizer2 Toneflake Custom(パラメトリックイコライザー)
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特徴
TK AUDIO(ティーケーオーディオ)のBaxandallスタイル・イコライザー。リコールしやすいステップ式コントロール。シェルビング/ピーキングで切替が可能。12の周波数帯を選択可能なハイ・パス・フィルターを搭載。
TK AUDIO(ティーケーオーディオ)
スウェーデンの技術者 Thomas "TK" Kristianssonによって2008年に設立されたオーデイオプロセッサーのブランド。モダンかつヴィンテージのエッセンスも盛り込んだ新しいスタイルをコンセプトとしている。スウェーデン国内で作られたステレオ・バス・コンプレッサー BC1がヨーロッパで高い評価を受け、一気に知名度を上げた注目のブランド。
詳細スペック
■Baxandallスタイルイコライザー
■Toneflake Custom TK AUDIOのフラッグシップマスタリングEQ TK-LIZERのTONEFLAKE CUSTOMモデルです。主な仕様は変わりませんが、大きな違いはその音色です。TK-LIZERはMSマトリックスを搭載したマスタリングEQですが、かねてから2chのステレオソースをMSデコーディングすると音が薄くなりがちであると言われてきました。 これはMSが悪いのではなく、その前後のバッファーの設計の問題なのですが、位相をコントロールして作る音像なのでその差が出やすかったのです。 TONEFLAKE CUSTOMではその弱点とも言えるMSイコライジング時の音像補正に重点を置きました。 出力段にはあのChameleon Labs 7602で大成功したオリジナルT1166トランスをレシオ変更して搭載。時定数回路はオミット、周波数帯域はほぼクリアに伸びました。 配線材は音を決める重要なファクターですが、ここにはビンテージNEVEコンソールの内部配線材を惜しげも無く使用。 半田も共晶ハンダを共晶温度で使用。これにより肉厚でパンチが利きつつも低域のボヤつかない、そして高音域では位相の良さをアピール出来るクリアな音質を確保出来ました。 カスタム回路は出力最終段に入っているので、EQのオン/オフに関わらずTONEFLAKE CUSTOMの音色が堪能出来ます。 つまりEQを使わずにこのカスタム音色だけを使う事も出来るのです。 通常のステレオEQモードでもその違いは歴然としていますが、MSモードでは空間の広さ、低域のフォーカスポイント、パンチ破壊力の違いに驚かれることでしょう。また余計な回路を一切搭載していないため、このカスタムによりS/Nは0.1dBたりとも悪くなっていません。